『南無妙法蓮華経』はお釈迦様の下さった心のお薬
『南無妙法蓮華経』は、お釈迦様が私たちに残して下さった薬~。
『蓮華の花』は泥の中で花開きます。
お釈迦様は泥沼の様に汚れる私たちの住むこの世において、
欲望と争いに染まることなく、心清らかに生きるように・・・
そのお導きを『白蓮華』に喩えれているのですね。
『南無妙法蓮華経』といお題目を唱える事は、心を穏やかにする『お薬』の様な効果がございます。
心清らかに、穏やかな気持ちで、何事にも耐え忍び、素直な気持ちで精進する道へと導かれる言葉です。
南無・・・命がけで一心に信仰します
妙・・・・・『心理・正しい・真実』
法・・・・・仏になる為のお釈迦様の教え
蓮華・・・お釈迦様の教えである法華経の例え
経・・・・・お釈迦様の教えが記されている書物
私の祖母は『仏』の様に穏やかな人でした。
幼い頃から~朝晩欠かさず『ご供養』をする姿はとても心に残っています。
私も~毎朝・・・この『ご供養』を忘れることなく『お題目』を唱えます。
この世には、非情理で理不尽な事が溢れております。
欲に駆られれば争いが起き、嘆き悲しみ、怒りに苦悩を覚えます。
『この世』という泥沼の中で、いかに生きるかが大切なのです。
『愛する事』『素直である事』『正しき事』『誠実である事』
~その言葉の意味でさえ『使い方』を間違えれば『凶器』となります。
この『蓮華』を見る度に・・・自分の心と向き合います。
私が過去に犯した過ちは、
『愛する事』『耐え忍ぶ』事が『自己犠牲』になっていた事でしょう(笑)。
「40にして惑わず・・・・50にして天命を知る」
という孔子の言葉がございますね。
正直に言えば・・・40になっても迷う事がありました(笑)。
45を過ぎ、やっと『運命』を生きる事を理解できた今をとても『穏やか』に感じています。
有難き毎日に心から感謝・・・・・。